ファーストフード・ネイション

ファーストフード・ネイション デラックス版 [DVD]
ファーストフード・ネイション


原作はエリック・シュローサーの『ファストフードが世界を食いつくす』
脚本も彼が書いています。


ファーストフード映画と言えば『スーパーサイズ・ミー』を真っ先に思い出すので、こちらはマイナーなのかな?と思いつつ観ていたら、突然ブルース・ウィルス登場!それに続き、イーサン・ホークアヴリル・ラヴィーンまで出演しており、吃驚しました。

若者グループにまじって環境問題に奮闘するアヴリルたん。


後ほど知ったんだけど、監督は『ビフォア・サンセット』のリチャード・リンクレイターだったんだね!
テイストが違うから全く知らなかったよ。
だからイーサン・ホークが出ているのか…。納得。


ハンバーガーの裏側、精肉工場を見せる事によって色々考えれせられました。
精肉途中の機械で足をもぎ取られる従業員や、皮をはがれされ内臓を出される牛たち。
リアルな生肉の解体作業現場を見た後に嬉々としてハンバーガーを食べに行く人がどのくらいいるかな。
皮をはがされた牛の頭部を見て何を思えば良いのだろう。

ハンバーガーの裏側というよりは、不法移民労働者の実態が印象に残りました。
ファーストフードが大好きな人も嫌いな人も必見。