やぁやぁ。お久しぶりです。まゆまゆです。
全く更新しなくなってしまったはてな…。
これから映画感想はこちらのTumblrで更新していきますので宜しくお願いします。
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ヒューゴの不思議な発明


ヒューゴの不思議な発明


3Dで観るべき作品であり、マーティン・スコセッシ監督の映画愛に溢れている作品。
映像は言うまでもなく美しく(映画の撮影シーンなんて特に!)冒頭の駅の構内を走るようなカメラワークにはドキドキした。


観客に【映画を初めて観た時のあの衝撃】を与える為にあえて3Dで制作したのであれば(劇中でジョルジュ・メリエスが世界初の映画を観た時のように、ルネ・タバールがジョルジュ・メリエスの映画を観た時のように)映像に関してはそれは成功だと思う。ジョニー・デップが制作に関わっているのは知らなかったな。


クロエたんがあんまり居てもいなくても良い存在だったような。でも映画を初めて観る彼女のくるくる変わる表情は可愛かった。そしてくるりんお髭のベン・キングズレーがたまらん!たまらん!

永遠の僕たち


『永遠の僕たち』
ガス・ヴァン・サント監督で音楽はダニー・エルフマン
思った以上にファンタジーだった。


死を美しく描いている。
それはそれは私がいつも憧れているTumblr上での死のようで。
どこを切り取っても絵になるような映像は観ていてとても心地よかった。


ミア・ワシコウスカ演じるアナベルのお洋服がいちいち可愛い。
金髪ベリーショートがとってもキュート。
ハロウィンでの黒髪おかっぱのカツラに浴衣姿もおちゃめで可愛い。
病気の少女という設定なのに元気なんだよね。
キャッキャしてる。
それが死を純粋に受け入れているように見えた。
理想のお葬式を語ったり、死ぬ間際を演じてみたりもしちゃう。
難病モノにありそうな悲壮感漂う演出は皆無。


加瀬亮(英語上手いねぇ)演じるヒロシは幽霊なのにも関わらずちゃんと地に足ついてるし、生きてる主人公を殴ったりもする。そんなヒロシの存在が不思議な雰囲気を醸し出している。

ラストで正装したヒロシの姿が素敵でした。


死を生前の理想通りに迎えられるラストはとても美しいもので、現実的とは言い難いのでファンタジーだと感じた次第です。
お気に入りの作品になりました。

2011映画ベスト

やぁやぁ。皆様ご機嫌よう。まゆまゆです。
今年も後わずかになってきたので2011年に観た映画の総まとめ、2011映画ベスト10を発表したいと思います。年間で観た映画は新旧合わせて116作品。その内2011年公開はぴったり40作品。多くはないけれどとても順位をつけるのに迷いました。基本、自分に合わなそうという作品は観ていないので。だからワーストとか特に思い浮かばないんだよなぁ。


では早速。
おいらの独断と偏見で決めた2011映画ベスト10は以下の通り。

1、冷たい熱帯魚
2、スーパー!
3、ミスター・ノーバディ
4、エンジェル・ウォーズ
5、ブラック・スワン
6、ピラニア3D
7、スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団
8、悪魔を見た
9、サヴァイヴィングライフ ─夢は第二の人生─
10、メアリー&マックス


冷たい熱帯魚
迷う事なくぶっちぎりの1位。
テンポの良さと過激表現にコロッとやられた。
笑いとグロの配合具合が凄く好き。

でんでんの演技が印象的すぎ。もうでんでん見たら村田にしか見えない。
2月に観たけど、観た時の興奮は今でもはっきり覚えている。『愛のむきだし』で園子温監督を知ったので、彼の監督作を劇場で観るのが初めてだったっていうのもあったからかな。
一番好きなシーンは血まみれアイコが超笑顔で「うんっ!」って言うところです。可愛い。
観た時、今年はこれを抜く映画は無いだろうなと思っていたのが的中しました。
ワァワァ!


『スーパー!』

エレン・ペイジたん!好き!!
汚い言葉も沢山使っちゃうし、人を半殺しにしておいてキャッキャ喜ぶようなちょっとクレイジーな女の子の役ってのがたまらん。
勿論2位に選んだ理由はそれだけではなく笑、ストーリーがヒーローものなのに妙に現実的なところ。
『俺を殺して世界が変わるのか?』と悪役はクリムゾンボルト聞く。人生は映画のようにキリの良いところで終わらない。
最後の最後で泣きそうになっちゃったんだよなぁ。
もう一度観たい。一月にDVD発売だそうです。


ミスター・ノーバディ

これが予想以上に良かった。
あの日、あの時、あの選択をしていたら自分はどうなっていた?ある男性の人生をパラレル・ワールドな視点で追っていく。
バタフライ効果超ひも理論エントロピー…自分はそもそも存在しているのか?など興味深いキーワードが沢山あり、映像もとても良かった。子役が可愛いし…!人生や自分について考え込んでしまったので凄く印象に残っている。

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ラブ・アゲイン


ラブ・アゲイン
原題『Crazy, Stupid, Love.』
映画館でラブコメを観るという事はほとんど無いのだけれど、TwitterのTLでかなり評判が良かったのと、『フィリップ、きみを愛してる!』のグレン・フィカーラジョン・レクア監督で『塔の上のラプンツェル』のダン・フォーゲルマンが脚本というのに惹かれて劇場に足を運びました。


ストーリーは、妻から離婚を迫られた40台のダサ男がモテ男からモテる術を学ぶというもの。バリバリ財布がダサいのはアメリカも同じだという事を知る。確かに女性にモテるには財布も勿論だし、靴もお洋服のサイジングも重要だよなぁ…とふむふむしながらヤリチンの手解きを鑑賞。

ライアン・ゴズリングは『ブルー・バレンタイン』が一番好きなのだが、ヤリチン役もお似合いでした。完璧に割れたお腹は素晴らしい!(『フォトショップで加工済み!?』という台詞には笑った)


妻と旦那、一対一の物語だと思っていたので人間模様が交錯する様も楽しめた。あそこまでカオスな状態になるとは…!でもさ、皆が皆それぞれの愛を見つけていて、それに純粋に向かっているんだよね。


中でもベビーシッターの一途な恋にキュン。スラリと伸びた手足と笑顔が素敵なアナリー・ティプトンちゃん。


切なくなってしまったのはジュリアン・ムーア

『離婚する』と言いだしたけれど嫌いになった訳ではなくて、モヤモヤする気持ちがあったから浮気をしてしまったんだよねきっと。浮気しても、安心出来る人っていうのはやっぱり昔からのパートナーであって。声を聞くだけで安心感を得られる相手っていうのはやはりキャルで。自分の事を好きで居てくれる人と話すっていうのは凄く安心出来る行為なんだけど、罪悪感があるから素直になれなくて。電話のシーンではそれがよく現れていて少し泣いた。けど、人によっては何でこんなシーンで?と思われる気がしないでもない。…が好きなシーンです。


万人に楽しめるロマンチック・コメディなのではないでしょうか。
カップルでの鑑賞もお勧め。

予告でMuseの『Starlight』が使われていたけど本編では使われてなかったよう。

恋の罪


恋の罪


園子温監督。
冷たい熱帯魚』に引き続き、実際に起きた殺人事件からインスパイアを受けた物語。
今回もR-18。濡れ場多いです。エロいです。


出てくる女性三人は皆表と裏の顔がある。
どこかでバランスを保たないと崩れてしまう。
それが三人ともセックスなのである。


『愛がなければお金を取らなきゃ』
『陰があると言われているうちなら、まだ戻れる。闇は陰より濃いからね』
富樫真の怪演に圧倒された。メイクで物凄く変わるね。彼女演じる美津子の言葉が鑑賞後頭の中をぐるぐるしている。女子にしか解らないセックスに対する考えってあると思う。勿論人それぞれだけど。映画で出てきた『言葉は身体を持つ』という言葉。セックスすると自分の存在感が確かめられる。愛があるかないかは関係なく。欲を満たすというよりアイデンティティの確認に近いかもしれない。


神楽坂恵の演技はあまり好きじゃないのだが(棒読みというか…わざとらしくて恥ずかしくなる時がある。今回なら裸で『いらっしゃいませ!美味しいですよ!』連呼シーン)本当に身体はってて凄いと思った。おっぱいたわたわ。
ラストの小学生といずみのシーンを見て『NINE』のサラギーナ思い出した。子供と娼婦。
あと、着てるお洋服がLois CRAYONぽいなぁと思ってたらビンゴ。エンドクレジットで確認。刺繍カーディガンとかお嬢様服ね。


アンジャッシュの児島にもっと活躍して欲しかった。
彼は変態が似合う!いつか猟奇的な変態とか演じて欲しいですね。


後半の展開がいまいちだなぁと感じてしまったのだが、園子温ワールドを堪能出来たので満足かな。最後に劇中に出てきた田村隆一の『帰途』を置いておきます。

言葉なんか覚えるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか

あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつは ぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ

あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう

あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか
きみの一滴の血に この世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか

言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる

ミッション:8ミニッツ


ミッション:8ミニッツ
原題は『Source Code』…邦題と全然違うのね。
監督はデビッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ。『月に囚われた男』でデビューし、この作品は二作目。今回もデビュー作と同じくSFです。


ストーリーを簡潔に言うと、電車爆発テロで死亡した男の死の直前8分間の意識に入り込み、テロの犯人の正体を暴いていく…というもの。つまり犯人が見つかるまで8分間を延々とループな訳ですよ。想像しただけでも恐ろしい。


以下がっつりネタバレしてます。

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