それでも恋するバルセロナ
ウッディ・アレン監督。
このDVDジャケット好きだなぁ。
爽やか。
しかし、それに騙されて(?)普通の恋愛映画だと思ってたら吃驚する事間違い無し。
自由な恋愛の姿がここにあります。
結婚が決まっている子は一夜のあやまちを起こすし、レズシーンもあるよ!
慢性的欲求不満、って言葉がこの映画に出てきたけど人間誰しもそういう部分は持ち合わせていると思う。
浮気は反対だけどね。
結局皆そういう不満が残ったままだし、様々な恋愛の形を描いているので一歩間違えればドロドロで気持ち悪い映画になるところをサラリと描いているのは監督の力かなぁ。
軽快な音楽と物語のようなナレーションも良かった。
自分探しをし続けるスカーレット・ヨハンソン。
自由奔放なところが少し昔の自分に似ていた。
ハビエル・バルデムは『ノーカントリー』のおかっぱ殺人鬼とは打って変わってヤリチンの役。
寂しがり屋なのかなぁ。
キザなセリフばかり言っている。
ペネロペ・クルスの美しさがメンヘラな性格も加わってこれでもかというくらい存分に発揮されてます。
自殺未遂起こしたりしちゃう困ったさん。
ハビエル・バルデムとペネロペ・クルスはこの映画で元夫婦役をしてるけど、実際にこの二人結婚してるんだよね。
それを思いながら見てたら喧嘩する姿もほほえましかった。
良かったです。