ファンタスティック・プラネット
1973年のフランス・チェコスロヴァキア合作アニメ映画。
このアニメを何故知ったかというと『ザ・セル』を観ていて、主人公が部屋でこのアニメを観ていて妙に気になっちゃって調べたらこれだったという。
面白い出会いでしょ?
SFで、宇宙のどこかの星のお話。
『風の谷のナウシカ』に影響を与えたかもしれないとも言われているらしいのですが、全く知りませんでした。
出てくるのはオム族とドラーグ族。
青いのがドラーグ族で、手に乗っているのがオム族(見た目や生態は完全に人間)
ドラーグ族がオム族をペットにして飼ったり、家畜にしたりする様子はまさに人間そのもの。
オム族を狩るためにドラーグ族が毒ガスのようなものを撒くシーンなんて、バルサンして生き物を殺す人間を彷彿とさせました。
その他に出てくる植物や生物もいちいち気持ち悪くて良い。
夢に出てきそう。
古臭くはなく、どこかサイケでシュール。
奇妙な世界観に入り込んでしまいました。
『ザ・セル』のターセム監督も好きなのかしら。