モールス
クロエ・グレース・モレッツ主演。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス監督。
ヒットガールでお馴染みクロエたんが今回はヴァンパイアです。
スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク…と方々で言われていますが、映画化権を買ったスウェーデン版とハリウッド版が同時進行で制作されていて公開時期がずれたというだけで、リメイクというわけではないみたいですね。
…でもやっぱり比較しちゃう。
『ぼくのエリ』よりか解りやすい説明的な映像が多いなぁと感じました。
例えばアビーとあの男性の昔のツーショット写真から恋人だった事が読み取れるし、ラストシーンもモールス信号を送り合ってるのでアビーと一緒に居る事がよく解る。
アビーが吸血するシーンはホラー。
豹変したアビーはヴァンパイアというよりモンスターに近い気が。動きも俊敏でさすがハリウッドという感じ。
クロエたん大好きだけど、個人的にヒットガールのイメージが強い所為かヴァンパイアにしっくりこなくて(血しか受け付けないヴァンパイアの訳なのに健康的に見えちゃう…)残念。
『ぼくのエリ』の儚く美しい雰囲気が大好きなので比較して甲乙つけるとしたら『ぼくのエリ』派かな。
しかし予備知識無しでも楽しめるし、クロエたんの魅力たっぷり。切なく怖い小さな恋の物語で純愛を思い出してみてはいかかでしょう。(…と無理やりまとめてみた)